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◆◆◆ がちりん美術館 ◆◆◆過去のアート ワークショップのご紹介 |
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◆ みんなで大きな絵を描くイベント ◆ |
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2025.12.18.記
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みんなで大きな絵を描くイベント (地元のアートイベント 1dayパフォーマンスに参加・子供無料・お菓子が貰えることもw) 北千住のアートイベントで、【大きな絵をみんなで描く】 というワークショップを致しました。 長さ10メートル・幅90センチの大きな紙を広げ、 水彩絵の具・ポスターカラーなどで 通りがかりの人が、皆で絵を描きます。 参加者のほとんどが子供ですが、 親御さんも、決定的瞬間をシャメしたり、 (家が狭くて)普段はできない、大きな、グチャグチャな絵を 「今日は、好きなように書いても良し」などと 子供に声援を送ったりもしていました。
下の写真は、2005年頃、町内会の運動会で、 私が子供の運動する姿をスケッチしていたら、 子供たちが勝手に集まり、絵を描き始めてしまっている絵です。 私も、止めもしませんので、子供たちは、どんどん増えてきて、 どの子も、モメたりもせず、作画に没頭してゆきました。 不思議な体験でしたが、これをきっかけに、 大きい絵を描くイベント というのは、紙を広げて、画材を置いておけば、 子供は勝手に集まる ということを学びました。 絵が完成すると、子供たちは、 今度は、私に、絵の説明を開始するんですよ。 人間というものは、自分の話を 聞いて欲しいほしいものなんだということも 学ばせていただきました。
私のところに、絵を習いたいというお母さんが来たりします。 私は、「絵は、子供が自発的に描くものなので、 特に、習わせる必要はありません。 英語とか、パソコンとか、習わせた方が、ずっと、 就職に便利ですよ。 絵など上手に描けても、それで食べること (お金を稼いで生きてゆくこと)は難しいです。 逆に、「親御さんにお願いしたいことはね、まず、 絵を描く時間だけは、自由させてあげてください。 子供の手に届くところに、メモ用紙とか、色鉛筆などを いつも、必ず置いてあげてください。 そうすると、子供たちは、もう、その場で、 絵を勝手に書いていると思います。 そしてね、 子供の絵には、必ず、理由があります。 ですから、その絵がどんなに稚拙で下手くそでも、 まず、褒めてあげてくださいね。 【上手に描けたね】って。 それから、これは、何を書いたのか、 どうしてこれが描きたかったのか、 粘り強く聞いてあげてください。 部屋に飾ったりするのもいいです。 そうすると、子供たちは、絵がどんどん好きになり、 親御さんに褒めてほしいから、 【もっと上手く描けるようになりたい】って いう、流れができるんです。 絵の中には、子供の妄想の中に生きている、 小さな動物や、友達、宇宙人、不思議な生き物 なんかが隠れていることもあります。 そういうね、子供の感受性や、対話能力、 想像力を大きくしてゆくのは、 親御さんが、粘り強く、子供の話を聞いてあげる時間を どれだけ作れるかという、親後さんの努力なんです。 そうしてね、いつも、ガミガミと子供をシカっている お母さんこそね、 子供の絵を褒めてあげて、絵を描く時間は、 子供が好きなようにできる自由で、 褒めてもらえる、心地良い時間にしてください。 絵というのは、写真のように描くことを 目指すものではありません。 表現力が稚拙でも良い絵もありますし、 沢山描いていると、絵は良くなるのが普通です。 親が、子供の絵を支配し、自分の感性を押し付けては いけません。 ------------- 絵を描く時間が、楽しい思い出となり、 子供たちの心に残れば、 その子供たちも、自分の子供に、 そのように接することができる親になれると信じています。」 ---------- 絵を描くという時間は、 何モノからも解放される自由な時間です。 そういう時間が、 どなた様にも持てるような社会になることが、私の願いです。
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作成者 おじゃら りんご
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